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【カラダ大学お気楽キャンパスVol.3身体的知性とは(前編)】

この内容はラジオ「カラダ大学お気楽キャンパス」でのトーク内容です。


実際のラジオでのトークもこちらからお聴きください♪



神西:こんにちは。カラダ大学お気楽キャンパスです。

   今日は「身体的知性とは何か」を話していきたいと思います。聞き手になってくれる仲間の

りさちゃん、よろしくお願いします。


りさ:カラダ大学のHP(ホームページ)を開いたら、「身体的知性」という言葉がよく出てくるのですけど、

   「身体的知性」という言葉がなかなかパッとわかる方が少ないかな~と思うのですが、

ズバリ何なんでしょうか?


神西:知性の話をしたときに、IQとかね。僕らが小さい時はIQテストとかやらされて。

   いわゆる思考だよね、

   頭で考える思考っていうのが大事で、

   そこが全て統括していて、そこが全てのことを

   決定している、そこをいかに鍛えるかって、頭がいいのがいいっていう時代があったのよ。


   以前はそういう時代があったのだけど


20年くらい前かな~ けど、人間は感情の生き物だよね。

   いくら頭がよくても心がついていかないとって思って。


   あと「モチベーション」ていう言葉が流行り出した、自分の気持ちの部分、環境の部分をどう作っていくか


  ビジネス書でもEQについても書かれ出したりもして、感情を取り扱えるかっていうのが

  ビジネスの世界でも大事だって言われ出したっていうのがあると思うんだよね。



りさ:じゃあ隊長はIQが大事だって言われていた時代とEQが大事だっていう時代と両方を経験してきたってこと何で  

   すね。


神西:そう、昔は頭がいいのがいいんだ!って子どもの頃思ってて、勉強頑張っていい大学、いい会社に入って

   成功~だなんて思っていたけど

   社会人になって社会に出てきたら、僕はそういうレールからはもう早々に降りて、

   EQとかモチベーションとか言われている中で、そこで自分はコーチングに出会ったんだ。


   ラクロスとか運動していて、自分でスポーツのビジネスもやったりして、

   けどその時は身体っていうのは頭とか感情がコントロールして使う道具みたいなものだって思っていて、

   自分がコーチングに出会って、思考と感情を扱っていきながらやっていった時に、

   でもやっぱりその器となっている身体っていうものであって、

   ほんとに思考と感情を動かしているのは身体なんだろうなみたいな。


   更にそこがないと、感情も思考もちゃんと働かないんじゃないかって思い出して。


りさ:そこが、カラダ大学のHPにある「身体を置き去りにしていませんか?」っていうところですね。



神西:そうそう、そんな風に思いはじめて、昔から“身体的知性”とは使われてないけど、“身体性”って言葉はいわれて 

   いて、合気道の世界ではずっと言われているように、

   心と身体は繋がっているって昔からもあるじゃない?走っていたらなんか身体が元気になったとか。


りさ:あ~あります!ランニング好きなので、ランニングしたらすっきりした(気分が)とかあります!


神西:なんとなく、みんな身体的知性っていうのはどこかで感じながら生きてきたと思うんだけど、

   僕が思うに、それが、自分たちが思っている以上に身体の方は自分の「土台」になっているっていうこと


   どっち(頭と身体)が上でっていうのはそんなにないと思うのだけど

   お互いに関係しあって成り立っていると思う。


   思考も感情も身体も

   けど、相当絡み合ってなっているというか

   そういう生き物だと思う。


   自分たちが思った以上に身体ってそこの影響力っていうのは大きいのじゃないかなと思うんだよね。



りさ:思考がフル回転、感覚や感情は忘れがち、行動することに追われて立ち止まれな

   い、体調不良が常態化 場あたり的な対応になってなんだかつまずいたり…っていうことを示している感じで

   すよね。






神西:HPにも書いてるけど、よくあることじゃない?特にビジネスの世界とかになるとさ、思考優位じゃない?

   「ビジネスに感情を持ち込むな」とかさ、

   「いや、なんかちょっと違う感じがするんですよね」って言っても、

   ちゃんと理論立てて説明しなよって言われるから

   結構感情を自分の中に押さえ込んでしまうとか。


   結構仕事上では物事を理論的に言ってるようであるかもしれないけど、

   本当の身体の中では少なからず何か感じてるはずだからね。

  「感情を持ち込むな~」って怒っているとしたらもうその時点で感情的だから。(笑)


  そこから更に経営レベルになると、「勘」だ~って「経営者の勘だ」って言ったりして

  それって感覚だよね。混在してるけど、それって当たり前な気がしてて。



  身体の世界でいうと僕らがわかってないことって多分いっぱいあって。

  腸が第二の心臓だって言われたりするじゃん?

  それとか皮膚が第三の脳だって言われたり。


りさ:「え~。皮膚が第三の脳は初めて聞きました」


神西:腸とかに2キロくらい菌とかあるらしいし。自分の身体が自分だけでない

   頭の中でわ~と色んなことを考えていたりすると皮膚に影響でたりするってことかな?


   要は脳が中心で、脳が全てをコントロールしてるって、今まで思い込みとしてそういうイメージがあったと思

   うのだけど、


りさ:前に隊長が「頭、身体、心が整えられていることが大事」って言ってましたよね。


神西お互いに関係しあっているから、身体だけ整っているのがいいってことじゃなくて

   頭だけがコントロールしてるしてるわけじゃないっていうことを言いたいんだよね。



りさ:話し出すと濃い話になりましたが、「なぜ今、身体的知性が大事なのか」っていうのも聞きたいのですが、

   また後編で聞きたいと思います。



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