動き続ける、磨き続けること。
「身体は動かし続けること、磨き続けること」
最近、ふとした瞬間に頭をよぎるのが、このこと。
東京で働いている人の多くが、動かずに働けてしまう。
効率化は進んだけれども、人間の肉体的な進化はまだ追いつかない。
人間の身体は動くために創られているし、動くと良いように創られている。
動くことで使っているのは筋肉だけではなく、
内臓、内分泌、神経系、脳、血液循環、リンパ循環……と、
身体すべてに何かしらの影響を与えているわけで、
「動かない選択」をした場合、それらすべてが滞る可能性すらある。
まだまだ、運動とメンタル、運動と能力向上、運動と直観力みたいな分野は、
未知のことが多いけれども、
簡単に誰もが心身を安定させ、内なる自分を表現し、
必要なとき、必要なアイデア(直感)を受け取れるようになる。
そして、動き続けている人は、行動することも苦にならない。
私自身は、ボディワークを仕事にしていなかったら、
怠惰な暮らしを続けてしまうタイプ。
できれば動きたくないし、引きこもっていたいし、何もしたくない、笑。
けれども、なぜか惹かれたボディワークの世界に飛び込み、
肉体的な変化はもちろん、内的な変容をものすごく感じている日々。
今でも、ひとりならヨガの練習もやっていない。うん。基本が怠け者だから。
でも、まわりに動く仲間がいて、心身を調整してくれるプロたちがいて、
レッスンやセッションを受けると、パコッとスイッチが入る感覚が好き。
このパコッとスイッチが入り、そこから動き出す、
心身の流れ、リズム、他者と協働するリズムを知ったから、
その感覚が好きだから、続いている部分は大きいなーって思う。
4〜5年前は、ぜんぜん身体は動かせないし、身体のことも分からないし、
どこのセミナー、養成、講習、勉強会に行っても、
「違う分野の人」で、ちょっと恥ずかしい気持ちを抱えながら行ったな。
今では、少し馴染んできた、笑。

今日は、A-yoga東京チームでの勉強会でした。
去年から少しずつですが、A-yoga養成のアシスタント見習いをしたり、
東京での勉強会を開催したりしています。
自分ひとりでよりも、頼れる仲間がいると、ぐっと質が変わるから、
こういった、カラダ大学の活動以外も大切にしていきたいな、と。
9月からはヨガをベースにした「感覚を使う、磨くレッスン」をしよう、と思っています。
やっぱり「動き続けること」が大事なんじゃ? という予感とともに。
お久しぶりの方々も、遊びに来てくださいね。
mari